ケーメックスでしか手に入らない! ドイツ・binder社の小型丸形コネクタ(その3)
2018/10/18
- binder
これは便利! 小型の光電センサや近接センサに使える珍しいM5タイプのコネクタ
最近、巷ではIoTの話題が頻繁に取り上げられるようになってきました。工場内でも、さまざまなプロセスで自動化が進んでおり、光電センサや近接センサが用いられる機会が多くなりました。センサ自体も非常に小型化しており、なかにはM5タイプの製品も登場しています。
心線の全周360度にわたり網目状のシールドが巻き付いている。
この707シリーズには、モールド型のオスとメスのタイプがあり、形状がストレート型と90度に折れているアングル型が用意されています【★写真4】【★写真5】。センサは3線式あるいは4線式なので、それに合わせてピンも3極または4極に対応しています。またコンタクトは3×0.14/3×0.25/4×0.14/4×0.25の4タイプのサイズを用意しています。
ケーブルの材質ですが、耐油性に優れたPUR(ポリウレタン)を採用しており、長さが2mと5mの製品から選べます。使用温度はー25~+85℃までとワイドレンジです。コネクタの勘合については、スクリューロッキング式を採用しているため、簡単には外れることはありません。もちろん耐水性もあり、IP67に準拠しています。
また筐体のパネルに取り付けられるように、電線付きのレセプタクルもあり、オスとメスの両タイプをチョイスできるように配慮しています【★写真6】。レセプタクルをパネルに固定する際に、穴にレセプタクルを差し込んで、背面からナットでロックできるタイプもあります。このナットも振動対策済なので安心してご利用いただけます。
パネルの背面から取り付けられる。
さらにPCB(基板)に取り付けられるレセプタクル【★写真7】も揃えていますので、ごぜひ用途に合わせて選択してください。このほかにも、アクセサリーとして未使用時にレセプタクル側のコネクタ部を目隠しするキャップなども用意しています。
M5タイプのセンサ用コネクタで、なおかつシールド付きの製品は、今後さまざまな分野で重宝されると思います。ぜひ御社でもご採用を検討してください。それでは次回もよろしくお願い致します。
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