Contrinex社オールステンレスハウジング 長距離近接センサ 700/700Lシリーズ

2024/02/26

  • Contrinex

ナ ムラ

今回の記事では長距離近接センサ 700/700Lの特長を紹介されていただきます。

特長

■ 長距離検出

センサをワークから離して設置できるため、接触リスクが減り故障の80%と言われる機械的ダメージを大幅回避これにより設備のダウンタイム縮小、コスト低減も可能

  • 従来の近接のサイズをワンサイズ小さくできる
  • ワークが振動しても距離の余裕があるため誤動作を防止

■ 堅牢

  • 検出面を含めてステンレスの一体構造で衝撃に強い検出面厚みは φ4/M5~M30で0.25 mm ~ 1 mm
  • Condet®テクノロジーの検出方式により万が一何かが検出ヘッドに当たり内部のフェライトコアが割れても動作

■ 鉄もアルミも同距離検出

  • アルミ以外の非鉄金属も長距離で検出

■ アルミ切削屑対策

  • アルミ切削屑の影響を受けない、アルミ屑が検出面に堆積した状態でもワークの検出が可能

アプリケーション

■ ステンレス板越の検出が可能

  • センサヘッド前面のステンレス板の先にあるワークを検出
  • センサの検出距離が40mmであれば、ステンレス板から最大40mm先まで検出可(ステンレス板からの検出距離は、機種とステンレス板の厚みに依存します。)
  • ステンレス板に穴をあける必要はありません

アプリケーション例

  • シューターでのパーツ検出

- ステンレス板に穴をあけなくて良いので引っかからない
- ワークの大きさが変わってもセンサ位置の調整が不要
- センサが邪魔にならない
- 検出するワークの材質はステンレスでも可

  • 食品機械でのドグ検出

- 食品カスが詰まらないので衛生的
- 清掃が容易

  • 高温ワークから保護

- 輻射熱を遮断できるのでセンサへの熱の影響を低減
- IP68+IP69Kなので水冷も可能

  • 容器内のワーク検出

- 容器内の環境によりセンサを入れられない場合でも容器の外からワークの検出が可能

■ 食品機械・塩水アプリ用

  • 洗浄、殺菌液や有機酸に対し高い耐腐食性
  • ケーブルタイプは完全な耐圧( M12:8MPa、M18:6MPa、M30:4MPa)
  • 保護等級 IP68+IP69K
  • 鉄のみでなくステンレス、アルミに対しても長距離検出
  • 不安定領域をLEDで点滅表示
  • 食品に安全な検出面も含むステンレス一体型ハウジング( V4A/ANSI 316L/DIN1.4435)
  • 食品に安全なTPE-Sケーブル又はコネクタ(S12)接続

<アプリケーション例>

  • 食品加工機
  • 缶詰製品製造
  • 飲料、ビール工場
  • 食肉加工
  • 酪農食品製造
  • 家畜飼育場設備

■ その他アプリケーション例(パーツフィーダー)

■ 金属シート2枚送り検出タイプを用意

  • 片側から1枚と2枚の差を検出
  • 対応シート厚: 0.8~1.2mm
  • 鋼板やアルミ板に対応

■ その他特長

  • サイズ、取付タイプ、出力論理、接続方式を豊富にライアップ(詳しくは、P.4の「型式一覧」をご参照ください。)

- サイズ: φ4、M5、M8、M12、M18、M30
- 取付けタイプ: 埋込み可(シールド)、埋込み不可(非シールド)
- 出力論理: NPN/PNP、N.O./N.C.
- 接続方式: ケーブル式、コネクタ式、コネクタ中継式

  • 従来の近接を容易に置き換え可能
  • 配線を間違えても壊れない
  • 保護等級 IP68+IP69K(φ4、M5はIP67)

700/700Lシリーズ近接センサについてさらに情報をお探しでしたら、担当者(info@kmecs-automation.jp)までお問い合わせください。

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