ケーメックスでしか手に入らない! ドイツ・binder社の小型丸形コネクタ(その1)

2018/07/02

  • binder

1万1000種以上のラインナップだからこそ!産業用、自動化、医療用...なんでも対応!

こんにちは、ケーメックスでコネクタを担当している日高です。今回より数回に渡り、我々が国内の輸入総代理店契約を結んでいるドイツの老舗コネクタメーカー、binder社の製品についてご紹介したいと思います。

まず第一回目では、binder社の概要と、代表的な製品ポートフォリオについて、ざっと見ていきたいと思います【★写真1】。

【★写真1】binder社のコネクタ。さまざまな製品のサンプルがあります。

binder社は、ドイツのネッカーズルムでFranz Binder氏によって1960年に設立されたコネクタ専門メーカーです。ネッカーズルムという土地をご存じない方も多いでしょうが、モータースポーツが好きな方ならばピンとくるかもしれません。そう、かつてオートバイメーカーやロータリーエンジンの開発で有名だったNSU(現AUDI)の本拠地です。

そのネッカーズルムで創業した同社は、すでに半世紀以上も、コネクタをワールドワイドで供給している老舗企業なのです。現在、グループ企業を含めて、約1400名の従業員がいて、オーストリア、スウェーデン、英国、ハンガリー、オランダ、スイス、フランス、中国、シンガポール、米国に拠点を持つグローバル企業に発展しています。

binder社のコネクタの特徴は、何といっても1万1000種にも上る多種多様なコンポーネントを有していることです。産業用から、自動化、医療、さらにLED照明などに最適なコネクタを幅広くご用意しています。そんなわけで、すべての製品をご紹介するわけにはいかないので、ケーメックスが取り扱う主要製品について絞って紹介しましょう。

同社のコネクタは、基本的には丸形がほとんどです。勘合形式はネジ式をはじめ、スナップ・イン、バヨネット、プッシュ・プルなど、ほとんどのパターンを用意しています。また、ケーブルとコネクタがついているオーバーモールディングの製品もあります。

いまトレンドになっている丸形多極のコネクタを中心に、小型タイプとしてサブミニチュアとミニチュアタイプ、またパワーサプライ用コネクタ、自動化用コネクタ(センサ&アクチュエータ、ソレノイドバルブ、データ伝送&電源供給、ASインターフェース)などがあります。

ネジ式の場合は、M5から、M8、M9、M12、M16、M18、M23、M25のサイズをそろえています。防水対応(IP65~IP69)やEMC対応品も選択できます。たとえばM5タイプ「707シリーズ」の場合は、計測制御分野の小さなセンサの接続に最適です。接続方向はストレート、および直角に折れ曲がったライトアングルをセレクトできます【★写真2】。

【★写真2】ネジ式の小型丸形コネクタの例。接続方向がストレートタイプとライトアングルタイプを用意。

このようにbinder社の製品は、長年の技術とノウハウにより製造されており、世界各国でFA用機器を中心に幅広く使用されています。価格帯についてはミドルレンジの製品が多く、国内のコネクタ・メーカー製品の代用として使えます【★写真3】。

【★写真3】コネクタのパッケージ。こちらは新製品です。また別の機会に詳細をご紹介していきます。

売れ筋コネクタを大量にご注文いただけるような場合には、数量ディスカウントもありますので、ぜひ一度ご検討のほど宜しくお願い致します。それでは次回から、代表的なコネクタをピックアップして詳しくご説明していきましょう。次回をお楽しみに!

 

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